毎年恒例の2泊3日の野宿一人旅に行って来ました。と言ってもブログに書くのは今年が初めてですが。今までは、白骨・奥飛騨温泉一人旅、草津温泉一人旅、伊豆半島一周温泉めぐり一人旅、水上・猿ヶ京・伊香保温泉一人旅、山梨温泉めぐり一人旅と数々の野宿の旅を続けてきたが、今年はガソリン代も高いし、近場で探していたところ、新聞の夕刊に秩父旅行記が載っていて良さそうだったので拝借。
24日の11時ごろ本日の宿泊地も決めず取り合えず秩父に向かい海老名を出発。途中、青梅あたりでお昼になると踏んで、青梅近辺のグルメをネットサーチすると、1位「坦々麺 杉山」、2位「澤乃井ままごと屋」、3位「つけそば屋 麺楽」の様なのですが、1位は水曜休日、2位はばか高という事で、「つけそば屋 麺楽」へ。
13時過ぎに到着。「特つけそば(700円)」を注文。これは、通常のつけそば(600円)のそれぞれの具が大盛りになるようだ。具はチャーシュー・メンマ・ナルト・ねぎが細切りになっていて、少しすっぱくて辛いしょうゆ味のスープにたっぷり入っていた。麺は自家製の太麺ストレート麺でつるつるの喉ごし。普通盛りでも大盛り。大勝軒を思い出す。最後の決めはスープ割り。腹一杯です。
14時半過ぎに秩父の入り口にある道の駅「果樹公園あしがくぼ」に到着。15時には道の駅「ちちぶ」に到着し、車を置いて秩父市内観光へ。ローカルな雰囲気たっぷりの秩父駅ホームの脇を通り過ぎ、秩父神社へ。
秩父神社の見所は、名工「左甚五郎」作の「つなぎの龍」のようですが、その辺の龍となにが違うのかよく判らなかった。(写真がピンボケですまん) それよりも今回見損ねたが、反対側にある、「お元気三猿」が面白いらしい。日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」に対し、「よく見て・よく聞いて・よく話す」だそうだ。
時間が時間なので、そろそろ野宿先と晩飯所を探さねば。野宿先としての候補は、道の駅か無料キャンプ場、公園等の駐車場や日帰り温泉の駐車場で車内箔。宿泊代を浮かしてその分食事を贅沢にという主義なので、秩父名物の旨い飯屋を探すと、「きのこの里 鈴加園」が石器焼料理で野菜やいのししの肉を焼いて食べれるとの事で、決定。近くを探すと、丁度道の駅「あらかわ」があった。ここを野宿先とし、車を置いて徒歩で鈴加園へ。
17時過ぎに入店するも、観光には中途半端な時期だけに観光客は私一人で貸切状態。この雰囲気を独り占め。せっかくなので、いのしし肉が食べられるコース料理の「元締めコース(3150円)」を注文。
コース内容は、秩父谷捕獲 猪肉 鹿肉 鶏肉 きのこ類 野菜の盛り合わせ 前菜 名物きのこめし きのこ汁 新香
この食材を石器(砂岩)の上で焼いて食べる形。この石が余分な油を吸い込んでヘルシーになる様だ。
石は鉄板と違って不思議と焦げにくい事も新発見。味付けは、あじしおとその右隣にある味噌だれ、左隣の行者にんにく醤油。
手前のコーヒーカップは、サービスで出してくれた栗のポタージュ。甘くて栗の風味がとろとろで旨い。デザートでも良い位。
メニューにないサービス品を次々にだしてくれた。鹿のレバーとハツ?。新鮮でコリコリで旨い。囲炉裏でじっくり焼いてくれたしいたけも傘の部分が柔らかでジューシー、いしづき(軸)はこりこりして旨い。
地酒の秩父錦も頂き、きのこめしときのこ汁は、わがままを言って囲炉裏で食べました。最後は柿のシャーベットに自家製ブルーベリーのソース。
どれもこれも素材の味が生きていて旨かった。ちょ~~~~満足。久々に気持ち悪くなるほどの量を食べました。